
文部科学省補助事業「教材等研究・開発等」
いきいきとした留学生活につながる学習者オートノミー育成の試み
—「管理的指導」から「教育的援助」へ —
「管理的指導」を脱し、学習者主体のオートノマス・ラーニングを実現するための「教育的援助」の在り方を、教務と学務の連繋による全学的な取り組みにより明らかにする。
昨今の就学生自身の状況や就学生を取り巻く社会情勢を鑑みるに、指導の名のもとに行われる管理という後追いの方策では、この困難な状況は打開し得ない。自ら主体的に学ぶ、いきいきとした学習者を作る取り組みこそ、真に教育的に意味のある抜本的な方策である。つまり、学生自らが学習者オートノミーを身につけ、伸ばせるようなサポートを行うことである。それは、教室の中だけでなく教務課と学務課の協働により全学的に取り組む課題である。その際、私たち教員は教育的援助者として何ができるのか、また、どのようなやり方が有効なのかを探ることが緊切の課題と考える。
学習者オートノミーの育成という観点から見て、各教員レベルと全学レベルでの教育実践の改善が期待できる。すなわち、教員は、これまで自明性のもとに行っていた教師行動を再考し、教育的援助者として行動修正を行うことができる。学生は、自らが就学生活の主体となりこれまで以上にいきいきと主体的・自覚的に学習と生活をコントロールできるようになる。